祖父・正太郎と父・正典を仲直りさせる為に、喜代美が自分で焼き鯖と酒を用意しようとして失敗し泣く

大切な人のために行動するが、思い通りにできない。
だが、常に他者からの関心や愛情を求める執着から解き放たれ、自分から相手のために邪心なく動くことが、行動の成否に関わらず他人の心を動かす。
いや、失敗するからこそ、気持ちを向けられた相手が喜代美の意を汲んで奮起するのか。
この時の喜代美は祖父と父に好かれたいとか感謝されたいという邪念は見られないでしょう?
この2人からの愛情を喜代美はしっかり受け取れていることは、ドラマのこの回までの描写で静かに伝わっています。