2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

辻占によると…

「恋や」と鯉を見て叫ぶ熊五郎さんが可笑しくて。落語がそのまま続いているみたい。 そして、オムライスデートの後、喜代美の二回目の辻占。喜代美を中心にぐるりと回り込む凝ったカメラワークの後、聞こえた言葉は「ビーコ」大阪で喜代美をそう呼ぶのはひと…

高座終了

喜代美の失敗を草々が上手くフォローして、辻占茶屋は終了。隣室でこっそり聞いていた草若は満足そうな様子で立ち去る。 師匠の親心がたまらない場面です。「適当に三味線ひいて、適当にしゃべって」と稽古を焦る草々に師匠は言っていましたが、結果的にそう…

第4週 小さな鯉のメロディ 第24回

高座終了。辻占によると…。 もうDVDはbox3まで出たのに、私はやっとbox1のdisc2を見終わったところです。月一枚のこのペースでいくと、完走するのに来年の6月までかかってしまう…。どんどん先に進みたい気もするのですが、見終わってしまうのももったいなく…

辻占茶屋、稽古→本番

草々、喜代美のそれぞれの不安、気後れを見せながら、話は進んでいきます。前回、草々は師匠に稽古を見てもらえなかったけど、(落語なんてそんな大層なもんとちゃうで、by師匠)あれから、改めてみてもらったのかな。喜代美は三味線の稽古中に、師匠から大事…

第4週 小さな鯉のメロディ 第23回

辻占茶屋、稽古→本番。 ちりとてちん外伝「まいご3兄弟」を見終わって、…ネタバレはなしね。 見てよかった。幸せでした。あんな小草若ちゃんが大好きだ!本当に、ありえないくらいアホで可愛いです。この後の本編では、あーなってこーなっていくものだから…

草々、辻占茶屋に再挑戦

喜代美がとうとう、他人を説得してしまった。 自分で気がつかないうちに、何かが変わりつつある、てこういうことなんでしょう。 喜代美と草々の様子を見守る師匠も、少しずつ心を動かされ、草々に優しく諭す。「お前は高座に戻りとうてしゃあないんやろ」と…

第4週 小さな鯉のメロディ 第22回

草々、辻占茶屋に再挑戦を決意。 この回は小草若出番なしなので、何を書こうかな? 火曜日のぐる関、せっかく未生流笹岡次期家元との競演で楽しみにしていたのに、録画予約忘れてがっかりでした。今日は大丈夫、見ましたよ!オープニング、茂山宗彦氏が挙動…

糸子からの電話

「電話の一本もよこさんと…」といった、ありきたりの文句で始まる母からの電話。塗箸店は雑誌掲載のおかげで繁盛しているという。居間のテレビに小草若が映り、興奮する糸子。 糸子さんは最初から「小草若ちゃん」と 呼んでましたね。そういえば、今は師匠と…

辻占茶屋

喜代美と草々は天狗座に柳眉を聴きに行った。柳眉がかけた噺は「辻占茶屋」 柳眉さん、本当にかっこええわ。しゅっとしてて、きれいで、端正。 演じる桂よね吉さんは、今年度のNHK大阪「ぐるっと関西おひるまえ」のレギュラーです。いつもはほわほわしたお兄…

第4週 小さな鯉のメロディ 第21回

辻占茶屋。糸子からの電話。 「ちりとてちんメモリアルブック」を読みました。 熱気に溢れているけれど、暴走しすぎることのない、よい本だと思います。Q&Aコーナーで本編の内容に関わるものがなくて、安心しました。インタビューで出演者が役について語…

「寝床」にて

「ビール百本!」「何がええ?フォアグラか?」「焼きおにぎり百個!」 ああ、懐かしい。喜代美は小草若が友春に似てると思った瞬間、小草若を"対象外"に分類しちゃっただろうな。あほで優しいお兄ちゃんとしか見られない。草々さんにはよう聞かん草若師匠の…

たによん寄席

天神橋筋なのにたによん(谷町四丁目、NHK大阪最寄り駅)とは、これいかに〜?というのは、ちりとてちんワールドは異次元の大阪だから、いいんです。 奈津子さんの部屋にあった「サブリナ」バックナンバーに、上方落語三国志の記事。柳眉、尊建、草々の写真が…

第4週 小さな鯉のメロディ 第20回

たによん寄席。「寝床」にて。 先日、NHK大阪の「ぐるっと関西おひるまえ」で桂よね吉さんが落語家の内弟子修行について、話してらっしゃいました。よね吉さんの場合は、大師匠の桂米朝さんのお宅で3年間住み込んで、落語漬けの生活。大師匠の落語会がある…

小草若、登場

うーん、いきなり夜の縁側で足の爪切ってる。 本当のところ、大阪バージョンの友春で、喜代美からもずっとバカにされるアホボン役と最初は私も思ってました。それがあんなに立派になって…。ちりとてワールドで一番、育ってしまったキャラクターでないかな。…

喜代美、初出勤

憧れのフリーライター、奈津子さんのアシスタントに決まり、浮かれる喜代美。喜代美は奈津子さんの自宅兼仕事場のマンションを訪ねると、足の踏み場もない部屋で髪を振り乱して仕事をする彼女と対面。 仕事が一段落ついた後、奈津子さんは喜代美に下宿先の縁…

第4週 小さな鯉のメロディ 第19回

喜代美、初出勤。小草若、登場。 小草若ちゃんのお目見えで、私にとっての「ちりとてちん」本編が始まりました。第一週から第三週まではプロローグで最終週はエピローグ。でも、今回DVDで小草若なしの週をゆっくり見直して、作品の面白さに感心したので、お…

第3週 エビチリも積もれば山となる 第18回

喜代美、草若邸寄宿開始。 お前がおったら師匠が活き活きする、という草々の言葉。あんたが変われると思たからや、活き活きできるんやないか?という糸子の言葉。 喜代美自身がここに住みたいと自覚しなくても、周囲を巻き込んで動かしている。三年間閉じて…

あわれの田中

この回しか登場しなかったけど、あまりに強烈なキャラ。 大阪一の取り立て屋、あわれの田中を、喜代美はあわれ合戦に勝って 追い返した。 エビの背わたを自分がとったのに、他人に炒められたのが、喜代美のあわれの極みだったようだが、いいかっこしようとし…

糸子と喜代美の口論

「なんでもっときれいに産んでくれんかった」 ナレーションで、また言うてしもうた、とありましたが、言うたらあかんて分かっているけど言うてしまうやりきれなさ。

第3週 エビチリも積もれば山となる 第17回

糸子と喜代美の口論。あわれの田中。 この回は、師匠と糸子さんの初対面でありましたね。主人公を飛び越えて、その母親と師匠が親しく交流を持ち続ける描写が終盤まであったことが、作品に奥行きを与えていました。主人公の喜代美にとって師匠は、人生を導い…

草若師匠、死んだふり

いきなり小ネタですが、出前の注文をしている時に、バックで聞こえる竿竹売りの声。ウソばっかりのドラマなのに、こういうところはリアルすぎる。思わず、実際に窓の外を覗いてしまいました。 このエピソードは落語が元ネタだそうですが、かなりブラックな笑…

糸子、来襲

糸子さんは元々、喜代美の理解の範疇を超えているという意味で、ワンダーランドの住民だからね、何をやっても不思議はない。郵便局から荷物を送るつもりが、いてもたってもいられなくなってそのまま大阪に来たり、電話の向こうからの「寝床」という声だけで…

第3週 エビチリも積もれば山となる 第16回

糸子、来襲。草若師匠、死んだふり。 前回「不思議の国のアリス」と自分で書いて、このあたりの流れがすとーんと心に落ちました。初めて放送中に見たときは、この人たち何なんだ、とひいてしまったんですが、そのときは私が喜代美の目線に同化してしまってい…

頭クシャクシャ

草若師匠の得意技。人をたらし込む時の最大の武器。 「ちりとてちん」を朝から見て照れるのは、大抵、頭クシャクシャのシーンでした。いい年をした大人が小さい子供でなく、大人相手に、日常的にやることではないでしょうね。 頭クシャクシャをやられる人は…

寝床組、登場

喜代美が「口の悪い人ばかり」と呟いたけど、確かにw悪いのは口だけなんやもんね。役者さんもみんなネイティブの関西弁で、心が安らぎます。それは、若い人がよく話すような共通語のアクセントやイントネーションに引っ張られた、妙な関西弁でなく、少し郷愁…

第3週 エビチリも積もれば山となる 第15回

寝床組、登場。頭クシャクシャ初お目見え。 夕方に出て行ったまま帰ってこない…。清海が小浜の喜代美の実家に電話をした。 喜代美が草若邸にたどり着いたとき、手ぶらだったので、元々はすぐに戻るつもりだったのでしょう。帰ろう、帰ろうとしながら帰りそび…

草若師匠、草々、登場

懐かしい。喜代美が愛宕山の冒頭の歌を口ずさみ、その後ろで微笑み拍手のジェスチャーをする草若師匠。喜代美が振り返ると何事もなかったように表情を戻し、手を下ろす。 ここでもう、草若師匠には、自分に女の子の形をした落語の神様が舞い降りてきたように…

エビチリ騒動

たわいなく、痛々しい話。一対一の人間関係なら、なんとか希望は見えても、他人の目を意識するとおかしくなってしまう。自分の人生の主役を生きるなんて、まだまだ遠い道のりということです。コミュニケーションの問題として考えてみると、清海は大好きな喜…

第3週 エビチリも積もれば山となる 第14回

エビチリ騒動。草若、草々、登場。 ゆっくり見ていると、今更ながら気づくことが多く、自分のぼんやり加減に呆れてしまいます。前回で大阪の飛行機の音のことを書きましたが、今回は小浜の船の汽笛の音。あ、これが小浜を表す音なんだな。短く切れのいい音。…