第7週 意地の上にも三年 第38回

四草の算段で「寝床」が使えることになり、落語会開催の目処がたった。

草々が「愛宕山」の稽古をしている様子に聞き耳をたてる師匠。

小草若も皆の様子が気になっている。


あの弟子たちが集まってワアワア言っているところは、いつ見てもいいものです。

さんざん喜代美に手助けしてもらって、草原さんと四草が帰ってくると喜代美のアシストなんてなかったような調子になってしまう草々も、微笑ましいですよ。

ビートルズの前座のドリフターズ」「赤穂浪士の討ち入りの日」「アマテラスオオミカミ」といった、うまいこというやん、的な台詞はみんな四草なんですね。

それに対して、小草若ちゃんはアホ丸出しなんだけど〜、家の前まで来ても中に入れない姿がいじらしい。

草若師匠も障子の後ろから稽古の様子を窺っているところが、やっぱりこの人たちは親子だな、という描写です。