第7週 意地の上にも三年 第42回

初見のときは仕事前なのに号泣してしまって、焦ったことを思い出します。 落語会当日、というテロップが冒頭に出て、開演前の様子が描かれ、「お楽しみゲスト」が「愛宕山」を演じ始めるところで終わる、時間にしたら14分足らずの本編。ここに至るまでのそ…

第7週 意地の上にも三年 第41回

物語はクライマックスに向け、静かに動いている。草若さんなんて、ただ散歩に行って帰ってくるだけで、一言も話さないしナレーションも入らない。でも、草々の稽古する「愛宕山」を聞いて、いつの間にか思い出している3年前の一門会の日のこと…、というのが…

第7週 意地の上にも三年 第40回

この回も、すごく好き。小草若ちゃんの赤いダウンジャケット、12月初旬の設定だったら、暑すぎないか? 草々さんはTシャツ一枚なのに。小草若ちゃんの繊細な心は大げさな鎧がないと守れないし、草々の熱はTシャツ一枚じゃないとオーバーヒートしてしまう…

第7週 意地の上にも三年 第39回

小草若の算段で一度は「寝床」使用を熊さんに断られるが、お咲さんの説得で無事に使用できることになる。 喜代美は小草若から三年前の一門会の当日のことを聞き出し、小草若の母親の死は草若のせいだと彼が思い込んでいることを知った。 あの日、草若は息子…

第7週 意地の上にも三年 第38回

四草の算段で「寝床」が使えることになり、落語会開催の目処がたった。草々が「愛宕山」の稽古をしている様子に聞き耳をたてる師匠。小草若も皆の様子が気になっている。 あの弟子たちが集まってワアワア言っているところは、いつ見てもいいものです。さんざ…

第7週 意地の上にも三年 第37回

縁側で草若師匠が皆にタックルされるシーンは前週の「寝床」のシーンから続いていたのですね。逃げられると追うなんて、上手くできたもので、結局は草若さんを追いかける勢いで草原さんと四草は敷居を越えちゃった。小草若ちゃんだけがまだ弟子という立場で…

第6週 蛙の子は帰る 第36回

今日もぐる関の録画を見ていて思ったのですが、最近は茂山宗彦から桂よね吉に興味がシフトしています。 もちろん、ぐる関においてのみ、ね。 なんだか次々と私の萌えポイント(普段はホワホワしているれど、本業になると男前)をついてこられるので、目が離…

さて、「ちりとてちん」話に戻るとしますか。

この回は電話のシーンが好きです。草原さんが修理出来上がりの連絡で草若邸に電話をかけると師匠が出てしまい、草原さんは何も言わず(言えず)電話を切ってしまうところ。師匠が直接電話をとるなんて、以前は無かったのでしょう。常に誰かが傍にいて、にぎ…

本日の「ぐるっと関西おひるまえ」は凄かったですね。

桂よね吉、茂山宗彦(注:年齢順)揃い踏み〜!ほんと、祭、だった。客席も常連のおっちゃんたちや伝統芸能好き風のおばさまたちの姿が見えなくて、ドラマ好き、アニメ好きな、あんなこんな人たちで…。客観的に見ると、私もあんなこんな人たちに入っちゃうの…

第6週 蛙の子は帰る 第35回

第6週 蛙の子は帰る 第34回

朝の忙しいときに見るドラマだからナレーションを多用して、ながら見できるようになっているのが朝ドラだと思っていましたが、そんなこと言ってられないですよね。「ちりとてちん」のナレーションは主人公の喜代美が若かりし日々を振り返るという視点で語ら…

第6週 蛙の子は帰る 第33回

四草、男前やなあ、しゅっとしていて、このころは…。カッコつけて、クールな振りをして、突っ張っていて、悪ぶっていて、言い換えると「ええカッコしい」の四草なので、草々みたいな直球男とは「水と油」の関係ですよね。どちらのタイプも女性には好かれるの…

第6週 蛙の子は帰る 第32回

しばらく更新が止まってしまったのは、NHK-BSで録画した黒澤明特集の「七人の侍」に嵌ってしまったからであります。昔から、あの仲間集めの前半が大好きだったのですが、今見ると、後半の一人ひとり死んでいくところがなんとも切ないのですね。ちりとてちん…

第6週 蛙の子は帰る 第31回

第6、7週と井上剛ディレクター担当の珠玉の二週間。リアルタイムで見ていたときは、11月でここまで盛り上がってしまって、後の4ヶ月をどうするんだろうと思いましたよ。 磯七さんが店の鏡に徒然亭の弟子たちの名前を書くところで、ようやく私は彼(松尾貴…

第5週 兄弟もと暗し 第30回

喜代美、大阪へ戻る。和田家一同で喜代美に「帰れ!帰れ!」という場面で、泣けてしまうとは私は思わなかったですわ。子供の気持ちも親の気持ちも、どちらも身にしみてくる。その向こうで微笑んでいるおばあちゃんの気持ちも、ずしんとくる。茂山宗彦さんが…

草々、小浜に現る

草々の小草若に対する思いは熱すぎる。喜代美の草々への恋心なんて目じゃないほどに。草々は小草若を信じている。稽古に励めば必ず、彼の父の名に恥じぬ立派な噺家になれると。草々は自分も信じている。『次の御用日』を喜代美が(草々への思いのために)最…

第5週 兄弟もと暗し 第29回

草々、小浜に現る。 この回は放送時に見た覚えがないんです。何故?小浜が舞台のときは少し気を抜いていたのかな。今見ると、やっぱり濃いな、この回も。

小草若、小浜に現る

ここで筆が止まったのは、私がこの場面を好きすぎるからではないかな。こなれたリポーター振り。 髪は少し茶色い、衣装のトップスは『まいご』と同じ。 売れっ子に相応しい器用さをテレビカメラの前では見せるのに、喜代美と、そして友春の前では壊れてしま…

五木ひろし、登場

海岸で喜代美が順子に話をしているとき、偶然、五木ひろしが通りかかった。喜代美は糸子を呼びに帰るが、家では正典と小次郎が言い争っていて気まずい雰囲気。糸子が出てこないならせめてサインをしてもらおうと喜代美は先ほどの海岸に引き返すが、五木ひろ…

第5週 兄弟もと暗し 第28回

五木ひろし、登場。小草若、小浜に現る。 来たよ来たよ。大スターと売れっ子落語家があの時、小浜でニアミスしてたとは…、忘れてたわ。 この回の小浜ロケが茂山宗彦さんの撮影初日だったと知ると感慨深いものがあります。作品上の初登場はもちろんインパクト…

小草若と草々

小草若は「寝床」で喜代美が小浜へ帰っていることを知る。何か閃いたかのように小草若が口笛を吹くと、聞きつけた草々が「夜に口笛を吹くと泥棒が入る」と小草若につかみかかった。 また、じゃれあっとると、熊五郎夫妻の他は皆、平然としていて止めもしない…

実家に癒やしは無くて

草々の近くにいるのが辛くなった喜代美は実家に里帰りした。しかし、半年前の景気の良さは無く、イライラ、ギスギスした雰囲気だ。雑誌に掲載されて、箸が飛ぶように売れていたのは一時のビーム、もといブームで、和田家は経済的に困窮していた。 こういうエ…

第5週 兄弟もと暗し 第27回

実家に癒やしは無くて。小草若と草々。 「ぐるっと関西おひるまえ」が高校野球のため休みで、激しくもっぴー不足。なんて言っている間にオリンピックまで始まった。「ぐる関」はもっぴーだけでなく、よね吉さんや添田さん、リポーターの皆さん、そして番組そ…

スピード失恋

草々は清海に恋をして、喜代美は思いがかなう夢が破れたままで草若邸に下宿し続ける。喜代美は草々の様子をみかねて清海に草々への気持ちを聞くが、清海は草々に特別な感情はないようだ。清海は芸能事務所にスカウトされていて、今はそちらに関心が向いてい…

第5週 兄弟もと暗し 第26回

スピード失恋。 「ちりとてちん」の時間の経過は、小拍子を打つみたいにパンパン飛びます。 第一週、喜代美、小学三年生。第二週、喜代美、高校三年生。第三週〜第九週、喜代美、高卒後一年(19歳)という流れですが、この第26回で足かけ半年飛んでました。喜…

化石の真相を告白

実は草々が恐竜マニアであったことから、清海が化石の発見者として新聞に載っていたことを思い出し、草々は清海に関心を持つ。 喜代美は大慌てで、順子や奈津子さんに相談するのが可笑しい。順ちゃんには、高校であれほどもてた清海を草々さんが好きにならな…

第5週 兄弟もと暗し 第25回

化石の真相を告白。 今になって見ると、清海がかわいくてしかたない。田舎ではヒロインだった少女が、都会で違和感を感じて揺れ動く様子がいじらしい。喜代美が大阪での居場所を見つけつつあるのに、清海は居場所が見つけられず、喜代美に会いたがっていた。…

辻占によると…

「恋や」と鯉を見て叫ぶ熊五郎さんが可笑しくて。落語がそのまま続いているみたい。 そして、オムライスデートの後、喜代美の二回目の辻占。喜代美を中心にぐるりと回り込む凝ったカメラワークの後、聞こえた言葉は「ビーコ」大阪で喜代美をそう呼ぶのはひと…

高座終了

喜代美の失敗を草々が上手くフォローして、辻占茶屋は終了。隣室でこっそり聞いていた草若は満足そうな様子で立ち去る。 師匠の親心がたまらない場面です。「適当に三味線ひいて、適当にしゃべって」と稽古を焦る草々に師匠は言っていましたが、結果的にそう…

第4週 小さな鯉のメロディ 第24回

高座終了。辻占によると…。 もうDVDはbox3まで出たのに、私はやっとbox1のdisc2を見終わったところです。月一枚のこのペースでいくと、完走するのに来年の6月までかかってしまう…。どんどん先に進みたい気もするのですが、見終わってしまうのももったいなく…