化石の真相を告白


実は草々が恐竜マニアであったことから、清海が化石の発見者として新聞に載っていたことを思い出し、草々は清海に関心を持つ。


喜代美は大慌てで、順子や奈津子さんに相談するのが可笑しい。

順ちゃんには、高校であれほどもてた清海を草々さんが好きにならないはずはないと愚痴る。

だけど、高校のころの堂々とした清海のままだったら、草々は彼女を好きにならなかったと私は思うけど。

奈津子さんは清海を「肉じゃが女」つまり、男に媚びる計算高い女と仮定して、恐竜の化石の真相を草々に教えろと焚き付ける。

清海を「肉じゃが女」と喜代美は思わないが、草々の関心をそらすことができるかもと考えて、化石の件を話そうとしたのでしょう。


けれども、大学の先輩に絡まれた清海を通りかかった草々が助ける事件があったり、(ここで清海が「ボタン付け女(笑)」になっていた)、喜代美の知らない間に二人の距離は近づいていく。

そして、清海自身による真相の告白。


清海が自分の殻を破り始めた瞬間で、草々には自分をさらけだしたいという無意識の思いの表れだったように感じました。

草々に恋をしたかどうかは、この時点では清海自身分かってないでしょうけれど。