2008-01-01から1年間の記事一覧

草々、小浜に現る

草々の小草若に対する思いは熱すぎる。喜代美の草々への恋心なんて目じゃないほどに。草々は小草若を信じている。稽古に励めば必ず、彼の父の名に恥じぬ立派な噺家になれると。草々は自分も信じている。『次の御用日』を喜代美が(草々への思いのために)最…

第5週 兄弟もと暗し 第29回

草々、小浜に現る。 この回は放送時に見た覚えがないんです。何故?小浜が舞台のときは少し気を抜いていたのかな。今見ると、やっぱり濃いな、この回も。

小草若、小浜に現る

ここで筆が止まったのは、私がこの場面を好きすぎるからではないかな。こなれたリポーター振り。 髪は少し茶色い、衣装のトップスは『まいご』と同じ。 売れっ子に相応しい器用さをテレビカメラの前では見せるのに、喜代美と、そして友春の前では壊れてしま…

五木ひろし、登場

海岸で喜代美が順子に話をしているとき、偶然、五木ひろしが通りかかった。喜代美は糸子を呼びに帰るが、家では正典と小次郎が言い争っていて気まずい雰囲気。糸子が出てこないならせめてサインをしてもらおうと喜代美は先ほどの海岸に引き返すが、五木ひろ…

第5週 兄弟もと暗し 第28回

五木ひろし、登場。小草若、小浜に現る。 来たよ来たよ。大スターと売れっ子落語家があの時、小浜でニアミスしてたとは…、忘れてたわ。 この回の小浜ロケが茂山宗彦さんの撮影初日だったと知ると感慨深いものがあります。作品上の初登場はもちろんインパクト…

小草若と草々

小草若は「寝床」で喜代美が小浜へ帰っていることを知る。何か閃いたかのように小草若が口笛を吹くと、聞きつけた草々が「夜に口笛を吹くと泥棒が入る」と小草若につかみかかった。 また、じゃれあっとると、熊五郎夫妻の他は皆、平然としていて止めもしない…

実家に癒やしは無くて

草々の近くにいるのが辛くなった喜代美は実家に里帰りした。しかし、半年前の景気の良さは無く、イライラ、ギスギスした雰囲気だ。雑誌に掲載されて、箸が飛ぶように売れていたのは一時のビーム、もといブームで、和田家は経済的に困窮していた。 こういうエ…

第5週 兄弟もと暗し 第27回

実家に癒やしは無くて。小草若と草々。 「ぐるっと関西おひるまえ」が高校野球のため休みで、激しくもっぴー不足。なんて言っている間にオリンピックまで始まった。「ぐる関」はもっぴーだけでなく、よね吉さんや添田さん、リポーターの皆さん、そして番組そ…

スピード失恋

草々は清海に恋をして、喜代美は思いがかなう夢が破れたままで草若邸に下宿し続ける。喜代美は草々の様子をみかねて清海に草々への気持ちを聞くが、清海は草々に特別な感情はないようだ。清海は芸能事務所にスカウトされていて、今はそちらに関心が向いてい…

第5週 兄弟もと暗し 第26回

スピード失恋。 「ちりとてちん」の時間の経過は、小拍子を打つみたいにパンパン飛びます。 第一週、喜代美、小学三年生。第二週、喜代美、高校三年生。第三週〜第九週、喜代美、高卒後一年(19歳)という流れですが、この第26回で足かけ半年飛んでました。喜…

化石の真相を告白

実は草々が恐竜マニアであったことから、清海が化石の発見者として新聞に載っていたことを思い出し、草々は清海に関心を持つ。 喜代美は大慌てで、順子や奈津子さんに相談するのが可笑しい。順ちゃんには、高校であれほどもてた清海を草々さんが好きにならな…

第5週 兄弟もと暗し 第25回

化石の真相を告白。 今になって見ると、清海がかわいくてしかたない。田舎ではヒロインだった少女が、都会で違和感を感じて揺れ動く様子がいじらしい。喜代美が大阪での居場所を見つけつつあるのに、清海は居場所が見つけられず、喜代美に会いたがっていた。…

辻占によると…

「恋や」と鯉を見て叫ぶ熊五郎さんが可笑しくて。落語がそのまま続いているみたい。 そして、オムライスデートの後、喜代美の二回目の辻占。喜代美を中心にぐるりと回り込む凝ったカメラワークの後、聞こえた言葉は「ビーコ」大阪で喜代美をそう呼ぶのはひと…

高座終了

喜代美の失敗を草々が上手くフォローして、辻占茶屋は終了。隣室でこっそり聞いていた草若は満足そうな様子で立ち去る。 師匠の親心がたまらない場面です。「適当に三味線ひいて、適当にしゃべって」と稽古を焦る草々に師匠は言っていましたが、結果的にそう…

第4週 小さな鯉のメロディ 第24回

高座終了。辻占によると…。 もうDVDはbox3まで出たのに、私はやっとbox1のdisc2を見終わったところです。月一枚のこのペースでいくと、完走するのに来年の6月までかかってしまう…。どんどん先に進みたい気もするのですが、見終わってしまうのももったいなく…

辻占茶屋、稽古→本番

草々、喜代美のそれぞれの不安、気後れを見せながら、話は進んでいきます。前回、草々は師匠に稽古を見てもらえなかったけど、(落語なんてそんな大層なもんとちゃうで、by師匠)あれから、改めてみてもらったのかな。喜代美は三味線の稽古中に、師匠から大事…

第4週 小さな鯉のメロディ 第23回

辻占茶屋、稽古→本番。 ちりとてちん外伝「まいご3兄弟」を見終わって、…ネタバレはなしね。 見てよかった。幸せでした。あんな小草若ちゃんが大好きだ!本当に、ありえないくらいアホで可愛いです。この後の本編では、あーなってこーなっていくものだから…

草々、辻占茶屋に再挑戦

喜代美がとうとう、他人を説得してしまった。 自分で気がつかないうちに、何かが変わりつつある、てこういうことなんでしょう。 喜代美と草々の様子を見守る師匠も、少しずつ心を動かされ、草々に優しく諭す。「お前は高座に戻りとうてしゃあないんやろ」と…

第4週 小さな鯉のメロディ 第22回

草々、辻占茶屋に再挑戦を決意。 この回は小草若出番なしなので、何を書こうかな? 火曜日のぐる関、せっかく未生流笹岡次期家元との競演で楽しみにしていたのに、録画予約忘れてがっかりでした。今日は大丈夫、見ましたよ!オープニング、茂山宗彦氏が挙動…

糸子からの電話

「電話の一本もよこさんと…」といった、ありきたりの文句で始まる母からの電話。塗箸店は雑誌掲載のおかげで繁盛しているという。居間のテレビに小草若が映り、興奮する糸子。 糸子さんは最初から「小草若ちゃん」と 呼んでましたね。そういえば、今は師匠と…

辻占茶屋

喜代美と草々は天狗座に柳眉を聴きに行った。柳眉がかけた噺は「辻占茶屋」 柳眉さん、本当にかっこええわ。しゅっとしてて、きれいで、端正。 演じる桂よね吉さんは、今年度のNHK大阪「ぐるっと関西おひるまえ」のレギュラーです。いつもはほわほわしたお兄…

第4週 小さな鯉のメロディ 第21回

辻占茶屋。糸子からの電話。 「ちりとてちんメモリアルブック」を読みました。 熱気に溢れているけれど、暴走しすぎることのない、よい本だと思います。Q&Aコーナーで本編の内容に関わるものがなくて、安心しました。インタビューで出演者が役について語…

「寝床」にて

「ビール百本!」「何がええ?フォアグラか?」「焼きおにぎり百個!」 ああ、懐かしい。喜代美は小草若が友春に似てると思った瞬間、小草若を"対象外"に分類しちゃっただろうな。あほで優しいお兄ちゃんとしか見られない。草々さんにはよう聞かん草若師匠の…

たによん寄席

天神橋筋なのにたによん(谷町四丁目、NHK大阪最寄り駅)とは、これいかに〜?というのは、ちりとてちんワールドは異次元の大阪だから、いいんです。 奈津子さんの部屋にあった「サブリナ」バックナンバーに、上方落語三国志の記事。柳眉、尊建、草々の写真が…

第4週 小さな鯉のメロディ 第20回

たによん寄席。「寝床」にて。 先日、NHK大阪の「ぐるっと関西おひるまえ」で桂よね吉さんが落語家の内弟子修行について、話してらっしゃいました。よね吉さんの場合は、大師匠の桂米朝さんのお宅で3年間住み込んで、落語漬けの生活。大師匠の落語会がある…

小草若、登場

うーん、いきなり夜の縁側で足の爪切ってる。 本当のところ、大阪バージョンの友春で、喜代美からもずっとバカにされるアホボン役と最初は私も思ってました。それがあんなに立派になって…。ちりとてワールドで一番、育ってしまったキャラクターでないかな。…

喜代美、初出勤

憧れのフリーライター、奈津子さんのアシスタントに決まり、浮かれる喜代美。喜代美は奈津子さんの自宅兼仕事場のマンションを訪ねると、足の踏み場もない部屋で髪を振り乱して仕事をする彼女と対面。 仕事が一段落ついた後、奈津子さんは喜代美に下宿先の縁…

第4週 小さな鯉のメロディ 第19回

喜代美、初出勤。小草若、登場。 小草若ちゃんのお目見えで、私にとっての「ちりとてちん」本編が始まりました。第一週から第三週まではプロローグで最終週はエピローグ。でも、今回DVDで小草若なしの週をゆっくり見直して、作品の面白さに感心したので、お…

第3週 エビチリも積もれば山となる 第18回

喜代美、草若邸寄宿開始。 お前がおったら師匠が活き活きする、という草々の言葉。あんたが変われると思たからや、活き活きできるんやないか?という糸子の言葉。 喜代美自身がここに住みたいと自覚しなくても、周囲を巻き込んで動かしている。三年間閉じて…

あわれの田中

この回しか登場しなかったけど、あまりに強烈なキャラ。 大阪一の取り立て屋、あわれの田中を、喜代美はあわれ合戦に勝って 追い返した。 エビの背わたを自分がとったのに、他人に炒められたのが、喜代美のあわれの極みだったようだが、いいかっこしようとし…